新年明けましておめでとうございます。
2015年と言いますと、テン年代も後半に突入ということで、
2005~2015年というディケイドからしてもまさに節目の年ですし、
20年周期説からすれば1995年という象徴的な年をも彷彿とさせますが、
2013年11月に創刊した『スピラレ』としては2~3年目、
ここらが正念場ではないかと感じる今日この頃であります。
ところで皆さま、スピラレってどんな人たちによる、どんな批評誌かって覚えていらっしゃいますか?
昨年、我々の後輩にあたる映画美学校批評家養成ギブス第三期生の有志による同人誌『ヱクリヲ』が創刊されました。
我々の『スピラレ vol.3』や諸先輩方の同人誌と共に販売された文学フリマの打ち上げ等で、『ヱ
クリヲ』の有志や諸先輩方とお話していて感じたことがあります。
それは『スピラレ』が「硬派」であるということです。
理由は大別して二つございまして、
一点目は、宣伝やデザインに力をいれていないこと(vol.3ではこの通りブログの更新は何とゼロ回でした。)、
二点目は、内容が本格派というか社会派というか的な批評が多いということ
です。(vol.3では「特集」すら組まれませんでした。)
これらの特長はあくまでギブス内で比較した中で見えてきたものですが、言われてみれば納得できます。
納得している場合でしょうか。
この二点を強みに転じて、次号に向けていかなくてはならない、そんな気さえします。
しかしながら、「硬派」を標榜するつもりはございません。
実際のところ、我々は無邪気に楽しくやっています。
この年末も15人が集まって忘年会を行いました。
お、これは2015の15か!?
ドタキャンしてくれた3人ナイス!
・・・冗談はさておき、今年のスピラレをどうぞよろしくお願い申し上げます。